文系SEが活躍出来るワケ

IT企業と言うと、誰もがパソコンやデジタル機器を利用してゴリゴリとモニターに向かいキーボードを叩き続けると言うイメージを持っている人も多いと思います。確かに製造(コーディング)に入るとプログラマーは黙々とプログラミング作業に入りますが、SEは一般的にはさほどプログラミングはしません。

文系の方がSEとして働く場合は、大学で学んだ文章の構成力の高さが要件定義書、設計書、お客様への契約書類等の品質向上につながります。特に大規模プロジェクトの場合は、お客様も大手の企業であることが多くお客様はシステムの中身よりはシステムがどのような事が出来て、使う際にはどのような画面、ボタン、出力結果を得ることが出来るか言ったインプットとアウトプットが理解できる成果物を求めてきます。お客様が求める資料を如何に分かりやすく誤解のない表現で書き上げる必要があるため、しっかりとした文章を作れるスキルはIT企業とは言え、SEには必須のスキルなのです。